ひょん様式 レコーディングダイエット

ひょん様が8年間かけて培ったレコーディングダイエットのやり方を解説するブログです。

6-1. 実行編(3) - レコーディングのポイント(3)レコーディングしながら知る「あなたの体」

今回はレコーディングのポイント(3)、

レコーディングしながら知る「あなたの体」についてお話しします。

レコーディングダイエットをすることで痩せるという効果とは別に

副次的に現れる効果のお話しです。

 

これまで何度かお話ししたとおり、

レコーディングダイエットとは体重計に毎日乗ることで

自分の体重に常に意識を持ち、過食を防ぐことで痩せるダイエットです

そのため何よりも大切なのは体重計に毎日乗ることなのですが、

食事をレコーディングすることでもう1つ別のものが見えてきます。

 

それは、「あなたの体が何を食べると太るのか」です。

 

継続的にレコーディングすることで体重の増え方や減り方にパターンが見えてきます。

これを食べると太りやすい。

これを食べると太らない。

レコーディングが1ヶ月以上になれば普段自分がよく食べるものは

一通り食べていると思います。

その時の結果を見れば、何を食べれば太って、何を食べれば太らないか分かります。

 

具体的に私の例を紹介しましょう。

私の場合、一番太るのは時々行く個人経営のカレー屋さんです

ルー、ライス、トッピングともボリュームがあるお店なので

いつもライス少なめでお願いするのですが、それでも明らかに体重が増えます。

通常の状態よりも500gくらいは太るのではないでしょうか。

 

また、他に太りやすいのはやはりラーメン・つけ麺です

特に豚骨醤油の家系ラーメンや、魚介豚骨のつけ麺など濃い味付けのもの。

つけ麺はラーメンよりも一般的に麺の量が多いので危険ですね。

 

あとはお酒。

飲む量をセーブすればそこまでではないですが、

お酒を飲むと食が進む、さらに判断能力も落ちてついつい食べ過ぎてしまう。

これが危険です。

シメのラーメンなんてやったら目も当てられない…けどたまにやってしまいます。

 

こんな感じで自分の食生活において何を食べると太るのかを理解すると

自制心が働くようになり、それ以降食べる機会が減ります

前から言っている心のブレーキってやつですね。

これが過食を防ぎ、結果として痩せるのです。

 

「今日はラーメン食べたいな」と思った時でも

家系ラーメンは我慢してあっさり醤油にしようとか、考えるようになりました。

小さい事かもしれませんが、この積み重ねが大事だと思います。

ですので、レコーディングしたら自分の体にどのような特性があるのかは

是非分析して貰いたいなと思います。

 

レコーディングのポイントで大きな部分の解説は以上です。

次回は細かいコツを何点かお話しします。

6-1. 実行編(2) - レコーディングのポイント(2)モチベーションの維持の仕方

さて今日はモチベーションの維持の仕方を解説します。

最初にポイントを箇条書きで書いちゃいましょう。

 

(1) レコーディングを続ける

(2) 結果をちゃんと受け止める(褒める&ヘコむ)

(3) 無理はしない

(4) たまのハメ外しはOKとする

(5) 結果を出す

 

それでは細かく解説していきます。

 

(1) レコーディングを続ける

「ひょん様式 レコーディングダイエット」の大きな特徴である

レコーディングが増えていくのが楽しくなって、続けられるようになる

を活かしましょう。

5-3. 準備編(3) - 目標設定と考え方でも書いたとおりまずは2週間続ける。

レコードを14個作って、それが出来た自分を褒めてあげましょう。

そして次の日から1個ずつ増やしていく。

すると頑張れた自分をさらに嬉しく感じて、

ダイエットをさらに続けていけるはずです。

  

(2) 結果をちゃんと受け止める(褒める&ヘコむ)

前回記事でお話ししたとおりですが、結果を受け止める。

上手く減った時は、それがたとえ50gだとしても自分を褒めてあげる。

そして明日もさらに頑張ろうと決意する

上手くいかなかった時はヘコむ。

そして明日こそ減らそうと決意する

この決意が大事です。

 

(3) 無理はしない

しかしまぁ、それでもやる気がしないという時はあるものです。

レコーディングめんどくさい…。忙しい…などなど。

そういう時は体重だけは測って食事のレコーディングは無しでOKです。

そして体重だけでも測れた自分を褒めてあげてください

やる気がしない中、体重計に乗れただけでも立派ですよ!

 

(4) たまのハメ外しはOKとする

飲み会、友人とのランチ、旅行などなどのイベントは

たとえダイエット中でもハメ外して貰ってOKです。

折角の楽しい時間を「ダイエット中だから…」と気にしながら過ごすのは

精神的にも良いとは思えません

連日連夜ハメ外すのはいけませんが、たまのイベントではハメ外しちゃいましょう。

そして次の日体重計に乗ってヘコみましょう…笑

怖くてもちゃんと体重計乗ってくださいね!

 

(5) 結果を出す

最後にこれ。

玉子が先か鶏が先かみたいな話ですが、

やっぱり結果が出たときが一番「次も頑張ろう!」ってなります

それが出来るなら苦労しないところなんですが、頑張ってくださいね。

 

以上、モチベーションを維持するためのコツ5つでした。

次回はレコーディングしながら考えたい「あなたの体の特徴」について解説します。

レコーディングダイエットの隠されたメリットです。

6-1. 実行編(1) - レコーディングのポイント(1)結果を受け止めよう

それでは実行編です。

本ダイエットの根幹となるレコーディングは

ただ記入していくだけでなく、続ける上で様々なポイントがあります。

それをこの項で解説していきます。

 

最初に一番大事な事を書きます。

体重計に乗って数字を測ったら、ちゃんとその数字を受け止める!

です。

 

体重計は残酷です。

前の日に飲み会があったりすると、あっという間に1キロ増えることもあります。

そういう時って体重計自体に乗りたくないものですし、

人によっては体重計に乗って「ヤバイ!」と感じ

途中で体重計から降りてしまう人もいるかと思います。

 

でもそこでひと頑張り。

体重計に乗って、自分のその日の体重をちゃんと受け止めましょう。

そして減った時は自分を褒め、増えた時はヘコみましょう

 

減った時は「よくやった自分!」と自分を褒めて喜びましょう。

体重の一の位が1つ下の数字になった時なんかは一番嬉しい瞬間です。

そして、ここも大事。

50gでも減ったら喜びましょう。結果が出ているのですから。

喜んでいい気持ちになることが大事です。

このいい気持ちがダイエットを続けるモチベーションになります。

準備編で体重計は小数点以下第2位まであった方が良いと述べたのは

少しでも減ったことを実感できるようにする為です。

 

そして増えてしまった時はヘコみましょう。

「やってしまった…」と。

そして明日は頑張ろうと上を向きましょう。

自分に厳しい人は叱ってもいいかもしれません。

増えてしまった数字を目に焼き付けモチベーションに変えていきましょう

 

長くなってしまったので今回はここまで。

次回はモチベーションの維持の仕方をもう少し詳しくまとめたいと思います。

5-3. 準備編(3) - 目標設定と考え方

今日は目標設定についてお話しします。

最初の目標は2週間で2キロを目標としてください

 

これには理由があります。

まず、2週間続けることができたという継続の成果を出すこと。

そして、2キロ落とすことができたという結果の成果を出すことです。

 

ダイエットが上手くいかない人にとって、ダイエットがなぜ難しいかというと

ダイエットにはこの2つの山が存在するからだと思います。

一見、ダイエットは数値的な結果を出すだけのように思えますが

継続すること、結果を出すことの2つのタスクを同時にこなさいといけないのが

ダイエットの難しさの本質だと思います。

 

ちなみにこの2週間で2キロという目標ですが、

2キロ落とすより2週間続ける方が大変です。

最初の2キロは結構簡単に落ちます。

 

そして最終目標の設定です。

まず最終目標については期限を決めないのが良いと思います

ダイエット中に何があるかわかりません。

季節柄インフルエンザにかかるかもしれないし、

長期の出張や旅行などで「太るイベント」が盛りだくさんになるかもしれないし…。

結果が出なくて焦った結果、無理がたたって体調を崩したり

嫌になって途中で諦めてしまったりしては意味がない。

だったらのんびりでいいから継続していく事の方が意義があります。

 

そして最終目標の体重。

BMI 25以上の方は現在の体重の10%で考えるのはいかがでしょうか。

痩せたい気持ちは分かりますがBMI 22(標準体重)以下はやめましょう。

何度も繰り返しますがダイエットした結果体調を崩したら意味がありません。

 

さぁ、これで準備も終わりました。

いよいよ次から実行編。

レコーディングダイエットを進める上でのポイントを解説します。

5-2. 準備編(2) - レコードの項目とつけ方

さぁ、それでは毎日実際に行うレコードの項目とつけ方について解説していきます。

まずこちらが私が実際に使っているレコードです。

 

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レコーディングのサンプル(クリックで拡大)

 

食事の店名だけは私の行動が筒抜けになってしまうため、

ダミーとさせて頂きましたが体重はリアルです…笑

レコーディングダイエットを始めて以降、

自分なりに少しずつ工夫をしながら今は上のように様々な内容と色を使っています。

 

ただ、最初からこんなにやる必要はありません!

最初は体重と食事だけで十分!!

出だしは詳細にレコーディングすることよりも続けることの方が大切です。

ただでさえ痩せることでストレスも貯まるのですから、

レコーディングはシンプルに体重と食事だけ記入してください。

 

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最初はこんな感じでOK(クリックで拡大)

 

繰り返しになりますが、最初はレコーディングの方法よりも続けることが大切です。

長く続けるようまずはシンプルにして

必要性を感じたらカスタマイズしていきましょう。

ただ折角の機会なので、カスタマイズされた「ひょん様式」の内容を解説します。

 

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レコーディングのサンプル(クリックで拡大)

 

上記画像を見ながら以下をお読みください。

文中に(※)印が何箇所かありますが、後ほどの項目で詳細をお話ししますので

今回は「ふーん」で結構です。それでは左の列から

 

①日付・曜日

特に工夫はありません。

 

②体重

ひょん様は体重計に乗るタイミング(※)を夕食前と決めています。

夕食後になってしまった時はセルを黄色に、測り忘れた日は水色にしています。

太字の部分はExcel上で最大の数値になった事を示す警告です。

 

③食事(朝・昼・晩)

オレンジ色のセルはラーメンです。ラーメンは太りやすい(※)ので色を付けています。

また赤い文字は同じく太りやすい飲酒(※)です。

実は3段階あって飲んだ量が少ない順にピンク・赤・青とあります。

あと登山・旅行・スキーといった太りやすいイベント(※)を表示しています。

ラーメン食べすぎ、酒飲みすぎって言わないでね。

 

④備考

備考欄にはその日やった運動やイベント、体調不良などを記入しています。

あとから見返すと一行日記のようにも見えるので、意外と重宝。

ランニングしまくっていますが、ラーメン・お酒の対策(※)です。これも詳細は後日。

 

正直ここまでレコーディングする量が多くなると大変です。

最初からはなかなかできないと思いますので、

最初は上の方でお話ししたとおりシンプルに項目も少なくやるのがいいかと思います。

 

ただ、「ひょん様式 レコーディングダイエット」は上手く進められると

このレコーディングを記入するのが楽しくなってきて、

苦痛どころか記入したくて仕方なくなります。

そこまでいけたらもうあなたはダイエットに成功したようなものです。

そうできるように、この先解説を進めていきたいと思います。

 

次回は目標設定についてお話しします。

 

5-1. 準備編(1) - 準備するもの

それでは準備編です。

まずは準備するものから。

 

・体重計(デジタル式、できれば小数点以下第2位まであるもの)

Excel(類似製品可) または ノート

基本的にこの2点だけでOKです。

 

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体重計(デジタル、小数点以下第2位まで表示)

 

体重計についてはできればデジタル式が見やすいのでいいかと思います。

また小数点以下第2位まで測れるものが望ましいです。

本ダイエットではたった50gでも

「痩せられたという結果を出せた」ことが重要となります

小数点以下第1位だと切り捨てられてしまう部分なので、細かい方がベターです。

最近は体脂肪率や筋肉量を測れる高機能な物も多く出ていますが

本ダイエットでは必要としませんので、体重計だけで結構です。

 

そしてレコーディング用紙としてExcelまたはノート。

どちらでも結構ですが、Excelだとグラフにも簡単にできるので

可能であればExcelをオススメしますが、自分がやりやすい方でいいかと思います。

Excelをお持ちでない方はフリーの類似製品がいくつかあります。

例えばこちら。

無料総合オフィスソフトウェア - Apache OpenOffice 日本語プロジェクト

私もこれを使っています。

無料ソフトではありますが、ほぼExcel並みの機能です。

ただしフリーソフトなので、使用の場合は自己責任にてお願いします。

 

必要なものについては以上です。

次回はレコーディングの項目とつけ方についてお話しします。

4-2. ひょん様式 レコーディングダイエットとは?(2) - 具体的な方法論

 

前回からの続きです。

前回記事を読まれていない方はこちらから読んでください。

 

前回はひょん様式 レコーディングダイエットの極意を書かせて頂きましたが

今回は具体的な活動内容の説明になります。

 

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レコーディングのサンプル(クリックで拡大)

 

ひょん様式 レコーディングダイエットは、

毎日の体重・食事の記録がメインの行動となります。

それに補助的な形で食事制限と運動を状況に応じて組み合わせます。

 

これが毎日する具体的な行動です。

レコーディング(記録)は上記サンプル画像のような形で

Excelまたはノートに記録します。

 

前回記事で書きましたがこのレコードが増えていくと

体重への意識が強くなり、食べ過ぎを防ぐ事ができます。

また、レコードが増えたことで楽しくなり、ダイエットがゲーム感覚になることで

ダイエットの大敵であるストレスに打ち勝つことができます

 

正直これだけでも結構効果が出るのですが

さらに痩せるためにはここに食事制限と運動を組み合わせます。

これは強制ではありません。あくまでもやりたい人がやるべきだと思います。

ですが、食事制限と運動については効果が間違いなく出ます。

 

食事制限については 3.注意事項 (1) (2) でも書いたとおり

最近流行の炭水化物抜きダイエットのような体への悪影響が懸念されるものではなく

本当に不要なもの(間食、お酒、お菓子)や今まで食べ過ぎていたものを

無くすという考え方でやっていきます。

 

そして運動。

運動については後ほどお話しするであろう

結果の出し方(=モチベーションの維持)と密接に関わりますし、

ダイエットとは関係なく健康にも良いものです。

私は運動の専門家ではないのであまり根拠を立てては語れないかもしれませんが

自分の経験を元に無理のない範囲で解説しようと思っています。

 

以上がひょん様式 レコーディングダイエットの極意と具体的な活動内容となります。

ところで「どこが『ひょん様式』なの?」と思われるかもしれません。

もしかしたらこれは一般的なレコーディングダイエットと

全く同じものである可能性もあるのですが、

私がノウハウを0から積み上げたという意味で『ひょん様式』と言っています。

 

私がダイエットを始めた8年前、人から聞いた

「毎日の体重と食べた物を記録するレコーディングダイエットというものがある」

という言葉だけでダイエットを始めました。

具体的なやり方を調べることは一切せず(性格的に面倒だったに違いない)

とにかく行動して自分でいろんな経験をして、考えて、ノウハウ化したものが

この『ひょん様式』です。

実績は2回のダイエットで今日現在累計26kgと十分にあるかと思います。

痩せたいと思う皆さんの一助になれば、こんなに幸せなことはありません。

 

次回は本ダイエットの準備について書きたいと思います。

お楽しみに。